昨日は雨でしたが、今日は晴天ですね。夜勤明けの自転車で西陣まできました。
4月のスペシャル珈琲は、トラジャカロシG-1（インドネシア）とセレクトマウンテン（ホンジュラス）です。トラジャカロシG-1を今日はいただきます。「優美な香りと柔らかい苦味。独特の深みとコク。王家のこだわり、「コーヒーの女王」とよばれる豆。」
カウンターの少年ジャンプの横に、西陣の古書店カライモブックスが発行する『唐芋通信 13周年特別号（18号）』がありました。チタチタ喫茶の常連客がお亡くなりになったと書かれていました。「コブシの花だと父は言う。なぁんだ、コブシの花か、と僕は言う」。カウンターでお話をしたことがありました。すてきな方でした。ご冥福を祈ります。コブシの花は白い。お話したことはいまでも大切におぼえています。このカウンターでもお話がしたかった。
今日も美味しいコーヒーでした。みなさんもぜひスペシャル珈琲を飲んで感想をコメントください。
前の店ではありえなかったカウンター上の光景。少年ジャンプです。店主・むっちゃんの漫画の趣味はアート性や文学性の高い漫画でした。ラーメン屋のようにジャンプがあるのです。
チョッパーのルフィーに対する深い思いを語るむっちゃん、麦藁の一味が作中で「海賊」と表現されない所以を述べるむっちゃん、作者の尾田栄一郎を「尾田先生」と呼ぶむっちゃん。
チタチタ喫茶はまぎれもなく生まれ変わっていました。
常連以外は拒むこの立地。でもきっと今後はワンピースファンにだけは開かれた場所になるにちがいありません。ちなみにこのジャンプ12号〜16号はコミックスの読書速度が追いついた時に読む予定なので未読とのこと。
尾田先生、いつかコーヒーを飲みに来てくださいね。
３月２２日（水）に新店舗を訪問しました。
毎月２つのシングルの豆を出してくれるスペシャル珈琲。今月はタイのサイアムブルームーンとタンザニアのンゴロンゴロニティンFです。
この日はサイアムブルームーンに挑戦。紹介文は「柑橘系の香り。クリーンで優しい味。パワースポットの泉で精選 「縁起のいいコーヒー」です。」とありました。しばらくチタチタ喫茶に来ることができていませんでした。とある縁でこの日は来ることができました。だから「縁起がいい」コーヒーは本当でした。すっきりとした味わいです。
ぜひみなさんもご賞味ください。かわらないものもあり、かわるものもある。両方を大切にしたいと思った一日でした。